サークルの神聖な力 コンタクトワークで円環が持つ深い意味 専門家がくわしく解説

「コンタクトワークでよくサークルの形を組むけど、何のためにサークルの形になるのか知りたい」
「サークル(円環)の形にどんな力があるの」
コンタクトワークで、なぜ私たちはサークルの形を組むのでしょうか。
この円環には、深い意味が込められています。
今回は、コンタクト現場におけるサークルの大切さについてお話しします。
1. ETへの礼儀としてのサークル

上から見たとき、サークルは調和と統一を表す形です。
参加者がランダムにバラバラに立つよりも、整然とした円の形になっていることは、ET側に対して「私たちは準備ができていますよ」という一つの礼儀を示しています。
これは決して形式的なものではなく、私たちの真剣な姿勢を物理的に表現する方法なのです。
サークルという形は、エネルギーが循環する最もシンボリックな形でもあります。
グループが一体となるという考え方にも繋がりやすく、一人一人がエネルギーをインプットしているため、そのインプットの強さと深い関係があります。
全ての参加者の人数でのエネルギーが弱いのか、強いのかによって、コンタクトワークの成果は大きく変わってきます。
2. サークルは天と地を結ぶ架け橋

サークルには「天地を繋ぐ」という働きもあります。
エネルギーが回っていく感覚は、瞑想やエネルギーワークをされる方は知っているかもしれません。
円環は、リングとなり、天と地を繋ぐ架け橋となります。
さらに深い霊的な側面を見れば、サークルは「聖なる結婚」とも言えます。
地上の境界と天上の境界を結びつけるのが、この円環なのです。
このリングは、天に登る柱にもなり、エネルギーが昇るパイプラインにもなります。
非常に広範囲な意味での上下関係、つまり天地のつながりを確立していく現場になります。
参加者の視点から見れば、自分がサークルのセンターに繋がっているということは、上から見れば全てのスポークが真ん中に繋がってくるラインがあるということです。
これはちょうど自転車の車輪と同じような構造で、外側を循環で回る動きもあれば、真ん中のセンターポイントを起点としたエネルギーの出入りもあります。
3. 初心者を支えるサークルの力

瞑想に慣れていない方にとって、高次元や宇宙の存在との繋がりを感じたりすることは、サークルという場の設定があってこそ可能になります。
例えば雑念に負けそうになったり、眠気に襲われたりしたとき、サークルからサポートを得る方法は、隣の人に寄りかかることだけではありません。
真ん中のセンターに繋がって戻ることで、自分たちの意識とエネルギーをバランスさせ、グラウンディングし、リセットできる場所となってくれます。
同時に、お互いのメンバーの礼儀や、様々な雑念や余計な荷物を円の中に持ち込まないことは重要です。
特にゴミのようなものや低い波動を引き寄せるようなものをサークルの周辺に置かないことも大切です。
4. サークルの物理的な整然さが示すもの

グループのレベルが上がってくると、本当に立ったり座ったりする位置も、数センチ単位できちんと合わせていく必要が出てきます。
どのくらい綺麗なサークルを作れるかということは、実は非常に大きな意味を持つ行動なのです。
これは「形の世界」とも言えるでしょう。
私たちの物理的な表現を見たとき、どういう風に、どのくらい真剣にこのワークを考えているかは、その形に表れるものです。
ET側から考えれば、どのグループが最もアプローチしやすいか見ています。
実際に準備を済ませて、きちんと外の世界とコンタクトしようとしている人たちと、まだまだ意識が全然揃っていない人たち。
また興味本位で参加していたり、帰り道のことを考えているような人たちと、どちらがコンタクトしやすいかは明らかです。
私たちがきちんと意識していれば、どんな現場でも、どんなに少人数のグループでも、一人でも、自分のコンタクトに対する意識を成長させることができるのです。
5. サークルの中心の神聖さ

JCETIのコンタクトワークでは、サークルのセンターを意識します。
これによって、円環の中心軸が、本当に神聖な場所となります。
ETガイドがサークルに出入りすることもあれば、そこに着座することもあり、一緒に立っている様子もあります。
この神聖な場所を作るために、参加者のみなさんに一つのアイテムを置いてもらうことを私はよくしています。
真ん中には音楽スピーカーや必要なセンサー、短波ラジオなどを置くこともあります。
または、みなさんがそれぞれの大切なジュエリーや水晶、ブレスレットなどの身代わりとなるものを置いていきます。
そうすると、この円環の中心であるハブがますますパワーアップします。
6. サークルという形が持つシャーマニックな力

小さな形の表現は、シャーマニック的に言えば、「形の世界」で大きな成果をもたらします。
私たちが物理的にどのような形を作るか、単なる見た目の問題ではなく、エネルギー的な現実を創造する行為なのです。
サークルの神聖な力を理解し、その中での自分の役割を意識することで、コンタクトワークはより深いものになっていきます。
まとめ
サークルの神聖な力は天と地をつなぐ役割があり、そこに集う私たちも恩恵を受けます。
円環という古代から伝わる神聖な形は、私たちと宇宙の存在たちを繋ぐ架け橋となります。
ぜひ皆さんも、これを意識してコンタクトワークに参加してみてはいかがでしょうか。
そして可能であれば、自力でのコンタクトにも、このサークルの原理を応用してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







